「親名義の家を相続したら相続税はかかるの?」という疑問をよく耳にします。
相続税の計算の仕組みは、法定相続人の取得する
遺産額が大きければ大きいほど税率も上がり、納税額が高くなります。
ここでは、家や土地を相続した際の相続税評価額の計算方法についてお伝えしていきます。
▼家を譲り受けたら相続税はかかるのか?
家の相続税についての理解を深める前に、前提として知っておかなければならないことがあります。
それは、「家・土地」と、「その他の財産」を別々に計算して相続税が決まるのではないということです。
相続税を計算する際は、預貯金や保険金、車や家など、相続するすべての財産の価値を把握するところからはじまります。
全ての財産の総額が、基礎控除の範囲内であれば、相続税は一切かかりません。
■家の相続税評価額の計算方法
家の相続にあたり、相続税額をもとめるには、家の「相続税評価額」を算出する必要があります。
次の計算式で、家の相続税評価額が決まります。
【相続税評価額=固定資産税評価額×1.0】
固定資産税評価額は、毎年市町村から送付される固定資産税課税明細書で確認しましょう。
▼まとめ
実家の相続にあたり、相続税が気になる方も多いようですが、
遺産総額が基礎控除額以下であれば、相続税は一切かかりません。
当事務所では、財産を残す側、受け取る側にとって、円満な相続となるよう、
税理士の立場で
サポートいたします。
相続税額の試算もお任せください。